痛い巻き爪を自分流の治療法で病院で手術せずに治す方法をいろいろやってみました。爪の切り方、ヤスリで削って薄くして、ティッシュを詰めて(コットンパッキング)、テーピングやワイヤーで矯正、パープルマジックetc。結果、巻き爪ロボが最強だと気付いたのでここに記します。
巻き爪をワイヤーを使って矯正することは、医療行為としても一般的によく行われている、メジャーな巻き爪治療法です。
ワイヤーでの矯正とはどんなものなのか、効果や痛み、費用(保険適用)、期間、自分での矯正方法などについて詳しく見ていきます。
ワイヤー矯正治療は、陥入爪で食い込んでしまい膿んでしまったりしていない場合に行われます。病院でも、サロン・クリニックでも行っているところがあります。
腫れてしまっていたりして、ワイヤーがあることで問題がありそうな場合にも行ってもらえません。
ワイヤーを使って爪を両端から引っぱり、巻いた爪を平坦に戻していきます。基本的な矯正方法で、多くの病院で治療方法として採用されています。
効果的に矯正するために、ワイヤーの強度や装着する位置など工夫されます。
ワイヤー矯正といっても、形状記憶合金や超弾性ワイヤー(マチワイヤー)を使ったもの、VHO式、SH式など、いろいろあります。
マチワイヤーは、ドリルで爪に穴をあけて、そこに「真っすぐに戻ろうとする力を持つワイヤー」を通し、その性質を利用して、巻いた爪を平坦に戻そうとするものです。
VHO式・SH式は爪に穴はあけずに、爪の両端にフック状にしたワイヤーを引っ掛けて、爪の中央付近でワイヤーを引っ張り合って爪を平坦に戻していく方法です。
ワイヤーによる矯正は、陥入爪のせいで周辺が化膿しているとか、肉芽ができていたり、症状がヒドい場合は行われないことも多いので、治療によって痛みが起こることは基本的にはありません。
巻き爪の症状が軽い場合は、治療するまでにあった「巻き爪による痛み」は、ワイヤー矯正を行った時点から軽減され、楽になります。
ワイヤーによる巻き爪矯正は、病院での治療でも保険適用外(自費治療)となります。
費用は、7千円〜1万円くらい、通院ごとにつけ直しやメンテナンスに数千円などがかかることが多いようです。
「1ヶ月に1回ワイヤーをつけ直す」「半年間で4回ワイヤーをつけ直す」など、頻度はいろいろ。
継続して治療が行われるとその分、治療費はかかってくるということになります。
ワイヤーでの矯正自体は、1回30分くらいあれば終了することが多いようです。
矯正の期間は、巻き爪の具合にもよりますが、一般的に数ヶ月から半年以上を見ておく必要があります。1年以上継続する人もいます。
早い人なら1ヶ月でも「完治した」と感じる人もいるようですが、外してしまうとまたすぐに巻いてきて、痛みが発生することもあります。
数ヶ月ほどで、爪が伸びたら伸びた分の爪を切って、またワイヤーを装着しなおして継続します。付け替えはそんなに頻繁に行う必要はないので、通院の回数はそんなに多くなりません。
細菌のワイヤー矯正では、ワイヤーをつけた後に、接着剤やLEDで硬化するジェルなどで爪と一体化されます。
なので、スポーツを禁止されることは減っています。
また、これによって、ストッキングやくつ下にからまって外れてしまうというのも少なくなっています。
さらに、女性の場合は見た目も気にすると思いますが、上からペディキュアジェルなどのネイル施術が可能となっているところもあって、巻き爪矯正治療をしていることを隠してしまえます。
ワイヤー矯正に限ったことではないですが、「矯正」による治療は、巻き爪が起こる原因を無くしてしまわないと再発する可能性があります。
すぐには巻き爪状態に戻るということはなくても、悪い習慣を続けてしまうと、繰り返してしまうことは頭に入れておきましょう。
▶関連ページ 巻き爪の原因と予防法についての記事まとめ
通販や市販されている専用のワイヤーを買って自分で矯正を行う人も多くいます。
自分ですることで、「費用をおさえることができる」「自由に空いた時間にできる」というメリットがあります。
器用な人なら、ドリルで穴を空けて形状記憶のワイヤーを通し、マチワイヤー式の矯正でセルフケアしてしまう人もいます。
▶ 参考サイト:竿中とおる君で巻き爪治療
「竿中とおる君」とは、釣り竿の中に釣り糸を通すための形状記憶合金・直線記憶のワイヤーで、「巻き爪を自分で治すために活用できる」ということでも有名になったものです。
太さもいろいろありますし、「形状記憶合金ワイヤー」という名前で販売されているものもあります。レビューをみると、巻き爪を自分で治すために利用した人がとても多いのが分かります。
爪に2ヶ所穴を空けて、そこにワイヤー(竿中とおる君)を通して、ワイヤーが元にもどる力を利用して、巻き爪を矯正するというものになります。
穴を空けるために、爪はある程度伸ばす必要があります。
穴は、ドリルを使って空けます(ダイソーなど100円ショップでも売っています)。ワイヤーを切るために、ニッパーなんかも必要です。
穴の位置や爪の厚みによって、割れてしまうこともあるようです。自己責任で気をつけてやるようにしてくださいね。
「こんなので本当に治るの?と思っていたら効果に驚いた」という声も多いです。
他にも、ワイヤーを利用した矯正具はいろいろありますが、「巻き爪ワイヤーガード」が人気があります。
こちらも巻き爪ブロックなどと同様に、「医療機器」となっています。
ワイヤーが付いたフックを爪の先に取り付けるというものになります。
↓巻き爪ワイヤーガードについてはこちらの記事で
ワイヤーではないのですが、「巻き爪クリップ」も人気の矯正具です。
形状記憶合金をクリップ状にして、爪に自分で取り付けやすい、ドクターショールから販売されている一般医療機器です。
↓巻き爪クリップについてはこちらの記事で
「巻き爪ブロック」もワイヤーではなくバネですが、ワイヤー矯正と同じような原理になっています。
サイズや強さが豊富に用意されていて、手軽に買えるので利用している人が多いです。
巻き爪ブロックについては「巻き爪ブロックは、効果があると評判がよくて人気の矯正器具」の記事で詳しく書いています。
ワイヤーによる巻き爪矯正は、昔から行われてきたメジャーな治療法です。
爪に穴をあけるもの、穴はあけずに両端から引っ張るものなど、いろいろあります。
痛みもなく、付け替え・メンテナンスもそこまで頻繁ではなく、通院は毎週なんかにはなりません。
病院での治療の場合、保険適用外となることで、自分で通販等でグッズを買ってワイヤー矯正する人もいます。
■関連記事
> 巻き爪矯正はサロンと病院どっちでやってもらうべき?費用面では?
結論!巻き爪ロボは最強の巻き爪矯正器具でした
「巻き爪ロボ」についてのまとめ記事になります。巻き爪ロボを実際に購入して、矯正してしまいました。てっとり早いし、セルフ治療には最強の巻き爪矯正器具だと思います。
「単なる巻き爪グッズ」というわけではなく、「医療機器」として許可されていて、口コミでの評判もよくて、安心感もあります。