痛い巻き爪を自分流の治療法で病院で手術せずに治す方法をいろいろやってみました。爪の切り方、ヤスリで削って薄くして、ティッシュを詰めて(コットンパッキング)、テーピングやワイヤーで矯正、パープルマジックetc。結果、巻き爪ロボが最強だと気付いたのでここに記します。
「爪って骨なの?」
「爪ってなんで伸びるの?どんな仕組み?」
「爪の構造はどうなってるの?」
普段はあまり意識していませんが、爪はどういうメカニズムで成り立っているのでしょうか。
爪の基礎知識。巻き爪を知るために、爪の構造や名称、伸びる仕組みについて見ていきます。
爪は硬いので骨の仲間かと思われることが多いのですが、実は皮膚の仲間です。
指の先端の背面にある表皮の「角質」が硬く変化してできたものです。
同じようなものに「毛」があって、爪と毛を「角質器」と呼ばれます。
爪が指先を保護してくれているおかげで、指先に力を入れたり、うまく歩いたりできるなど、とても重要な役割を果たしています。
爪の主成分は、「ケラチン」というタンパク質の一種。
これは、髪の毛と同じ成分です。
ケラチンには、柔らかいケラチンと硬いケラチンがありますが、爪は硬いケラチンからできているので硬くなります。
爪は、表層側から「背爪(はいそう・トッププレート)」「中爪(ちゅうそう・ミドルプレート)」「腹爪(ふくそう・アンダープレート)」の3層でできています。
爪には、爪の先端・根元・さらに皮膚に隠れている部分もあり、細かく名称がつけられています。
大きく分けると、
● 爪甲(そうこう・ネイルプレート):外に露出していて普段見えている部分。
● 爪根(そうこん・ネイルベース):根元の皮膚に隠れている部分。
となります。
爪甲には
● 爪先(そうせん・フリーエッジ):爪の先っぽ。爪床から離れている部分。
● 爪床(そうしょう・ネイルベッド):爪と皮膚がくっついている部分。
● 爪半月(そうはんげつ・ルヌラ):爪甲の根元にある白っぽい半月状の部分。
があります。
爪根には、
● 爪母基(そうぼき・マトリックス)
があり、新しい爪はここから生まれます。
周辺の皮膚も含めて、もっと多くの名称がついていますが、これくらいにしておきます。
では、その仕組み・メカニズムについてさらに詳しく診ていきましょう。
爪は肌と同じように、新陳代謝によってどんどん生まれ変わっています。
新しい爪は、付け根にある「爪母基」でつくられます。
爪母基には、新しい爪をつくる爪母細胞が集まっていて、細胞分裂をして増えていくことで新しい爪が生まれて、古い爪を押し出すことで、爪が伸びていきます。
爪半月が白く見えるのは、ここは新しくできた爪で、水分を多く含んでいるためです。ここより先は、薄いピンク色になりますが、これは爪床内の血管が透けて見えている状態なのです。
爪の構造と仕組みについて見てきました。
ずっとつき合ってきた爪でありながら、知らないことも多くありますね。
爪について理解することで、巻き爪とのつき合い方も変わるかもしれません。
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結論!巻き爪ロボは最強の巻き爪矯正器具でした
「巻き爪ロボ」についてのまとめ記事になります。巻き爪ロボを実際に購入して、矯正してしまいました。てっとり早いし、セルフ治療には最強の巻き爪矯正器具だと思います。
「単なる巻き爪グッズ」というわけではなく、「医療機器」として許可されていて、口コミでの評判もよくて、安心感もあります。